From:黒川 純
診察室より、、、
家族で愛媛県の道後へ
温泉旅行に行ったときの話し。
道後の温泉街近くをブラブラ。
お昼時に商店街の中にある
ちょっとおしゃれな
カフェでランチをしました。
ここは口コミランキングも高く、
子供も喜びそうなメニューがあったので
即決したお店。
かなり人気のようで
お昼前にもかかわらず満席…。
店内はちょっと懐かしい
和な雰囲気。
2,30分待ってやっと呼ばれ、
席に着くと早速メニューを
みんなでなめまわす。
どれもおいしそうな
メニューでかなり悩んだが、
やっぱりハンバーガーの
ランチセットがおいしそうで
ハンバーガーのセットを
家族4人で頼んだ。
セットにはハンバーガーのほかに
マカロニサラダと
野菜サラダがついている。
15分くらい待っただろうか…。
まずは私と娘が頼んだ
ハンバーガーのセットがきた!
「うわ!おいしそう!」
と私が言うと、
「デッカ!」
と子供たち。
「よし、食べよう!」
「いっただきま~す!」
「ん???」
フォークがない…。
サラダとかついてるから
箸かフォークがいるはず。
でもどこにもついてない。
ふと、隣のお客さんを見ると
フォークとナイフで食べている。
「やっぱりフォークいるじゃん!」
店員さん、
忙しくて忘れたんだ…。
そう思って、
少し待っていると
嫁と息子の
ハンバーガーもきたので
ついでにすぐに2人のフォークが
ないことを伝えた。
すると、
「すいません、すぐにお持ちします。」
といって、
すぐに持ってきてくれた。
でもでも…
もってきたのはフォーク一つ。
「え⁉二人で一つのフォークを使えってか???」
さすがに1回目のフォークがないときは
なんとも思わなかったけど、
2回目の時は
さすがに「イラッ」とした。
で、結局また店員さんを呼んで
「フォーク一つ足らないのですが…」
というとすぐに持ってきてくれた。
このようなことは
院でもないでしょうか?
患者さんからの訴えが
あったのにもかかわらず忘れていた。
もしくは、
その訴えに答えているかもしれないが、
言葉足らずや説明不足で
患者さんに伝わっていない。
忘れてしまうことは
しょうがないかもしれない。
でも忘れることを
最小限にすることはできないだろうか?
できますよね。
メモしたり、
カルテに書いておけばいいだけです。
では、言葉足らずや
説明不足はどうだろうか?
それは患者さんが本当に
必要としていることは何で、
どんな問題を私たちに
解決してほしいと思っているのかを
ちゃんと考えること。
普段、何気に患者さんは
問題を吐き出しています。
無意識的なものも
あるかもしれません。
私たちは患者さんの
真の悩みや問題を見極め、
的確なアドバイスや施術を行う。
これが”プロ”ではないだろうか?
患者さんの要望に
応えるのではなく、
患者さんの問題を
解決すること。
この思考が私たちには
重要になります。
ちょっとしたことが
引き金となり、
通院しなくなるということは
よくあることです。
でも通院していただかなければ、
結果はでません。
結果が出なければ、
その患者さんはもう来られません。
そして、口コミや紹介も生まれません。
結果的に売り上げも上がりません。
”目の前”を疎かにしてはなりません。
では、また。
黒川
離脱患者数の減少、差別化、紹介患者数の増加、患者さんとの信頼関係や技術向上などでお悩みでしたら、ぜひこちらもご覧ください。
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