From:黒川 純
@自宅のリビングより、、、
昨日、岡山駅前にあるビルの一室で
動画の撮影をしてきた。
目の前には、、、
お大きなカメラが2台と
テレビで見るような照明が2つ。
床にはいろんなコードがある。
少し離れたところには
モニターが3台もある。
私はカメラの前に一人で立った。
撮影スタートだ。
いつもなら目の前に施術家の先生がいて、
私がしゃべりだすとうなずいてくれたり、
笑ってくれたりする。
メモをとる先生もいる。
でも、今日は全く違う。
カメラ2台が私を凝視している。
かなり緊張する。
この日のために、
私は約1ヶ月前から準備を進めてきた。
スライドは40枚以上。
いつもの2倍、
いや3倍以上の枚数だ。
いつものセミナーもそうだが、
普段からよく噛むし、
言い直したりすることが多い。
でも、、、
いつものセミナーであれば、
別に修正もできるし、笑ってごまかせる。
でも今日は違う。
確かに編集でどうにかあるといえば
どうにかなるんだけど、
そんな細かこと気にしながら、
何度も撮り直していると、
時間もかかるし、
しゃべりや内容進行に勢いがなくなる。
だから、約2時間、、、
ノンストップでしゃべり続けた。
結局のところ、
やっぱりいっぱい噛んだし、
言い直したりもした。
ただ、、、
ここで話したことの内容には
かなり自信がある。
まだ内容の詳細は言えないが、
施術家向けの内容だ。
発売は1ヶ月以上先だが、
もし先生の目に止まったら、
ぜひ手にして欲しい。
もちろん、、、
このメルマガでも
ご案内しようと思っている。
とはいえ、
アナウンサーとか芸能人って
すごいなって改めて思った。
だってほとんど噛まないでしょ?
そりゃ、たまには噛むこともあるけど
かなり”稀”でしょ?
いくら練習しているとはいえ、
やっぱりプロだなって思う。
私たちもプロです。
プロとして、、、
施術ということについては
圧倒的な技術を持っている。
そしてその技術を伸ばすために
日頃から練習を積み重ね、
知識もつけなければならない。
そう言えば、この日の夜、、、
ちょっと前に通院されていた患者さんから
「先生、足を捻挫してしまった!」と、
電話があった。
日曜日だから院は休みだったが、
たまたま私の手があいていたので、
すぐに院に向かってもらった。
私もすぐに院に向かうことにした。
「日曜なのにごめんね、先生」
といって、
右足を引きずりながら
50代の女性が院に入って来た。
どうも、最初は腫れていなかったが、
だんだん腫れてきたとのこと。
右足を見ると確かに腫れている。
ただ、腫れていたのは、
二分靭帯部分だった。
ATFL部は全く腫れていなかったが、
他に損傷箇所はないか、
エコーも使いながら確認を進めた。
幸いにも他に損傷はなかったが、
損傷レベルからキャストで固定することにした。
私がキャストを巻いていると
「先生、すごいね…」と患者さんがいった。
患者さんは、、、
私が病態を把握してから
施術方法、施術計画など伝え、
速やかにキャストを巻く姿をみて
「すごいな〜」って思ったみたいなんですね。
でも、私たちにとってみると日常的なことで、
何も特別なことはしてない。
ふと、私が午前中に
思っていたことを思い出した。
そう、アナウンサーとか
芸能人ってすごいなっていうこと。
プロじゃない人からすると
「すごい」って思うんですよね。
でも、プロだから、、、
できて当たり前なんですよね。
逆にアナウンサーが
僕みたいなレベルで噛んでいたら、
「ほんまに”プロ”か???」
って、そう思うだろう。
私たちはプロです。
プロとして”できて当たり前”が
できているだろうか?
まずは、「当たり前」を「当たり前」に
できるようにしなければならないのだ。
黒川
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