先生に必要なのは、、、〇〇力かも?

 

From:黒川 純

@診察室より、、、

 

人間の頚椎は7つの椎骨からなる。

さて、キリンの頚椎はいくつある?



では、像の頚椎は???

 

 

実はキリンも像も
頚椎の数は7つである。

キリンは見るからに首が長い。

逆に像は見るからに首が短い。

 

でもどちらも頚椎の数は7つなのだ。

見た目だけではわからない。

 

先日、車のドアで下腿部を
挟み込んでしまった患者さんが来た。

受傷したのは、来院の1週間前。

 

受傷直後、
病院にいくも異常なしと…。

湿布と痛み止めを処方され、
安静にするように指導されたとのこと。

 

しかし、あまりにも腫れがひどく、
改善しないため当院を受療。

 

来院時、、、

右の下腿部は像の足のように
全体的に腫れ(浮腫)、
発赤、熱感を伴っている。

しかも全体的にかなりかたい。

 

傷も数カ所あったが、
すでにかさぶたになっている。

さて、こんな時、
まずはじめに疑うべき病態はなんだろうか?

 

私は問診から触診、
そして理学検査を行なった。

 

患部の状態は、、、

骨折はない。

 

しかし、かなり広範に
挫滅を起こしている状態。

その挫滅部で大量の出血を
起こしたことが、

この下腿部の腫脹の
原因であることはすぐにわかった。

 

また、1週間ほど経過していること、
意識障害や頻脈は認めなかったため、
壊死性筋膜炎の可能性は否定的だろう。

しかし、、、
蜂窩織炎については否定できない。

 

またコンパートメント症候群の
可能性もある。

ただ、これらの病態は
見た目だけで判断することは難しい。

 

そこで信頼している医師に紹介し、
ご高診いただいた。

 

すると、、、

強い挫滅の状態で
コンパートメント症候群を
いつ発症してもおかしくない
状態となっているため、

緊急的に切開し、
凝固した大量の血腫を
かき出したとのこと。

 

血腫はなんと200gを
超えるほどあったようで、

ペンローズドレーンを
挿入したとのことでした。

 

このような症例は
決して珍しくはない。

先生の院でも
見ることはあると思います。

 

患者さんは病院に行っても
異常がないと言われ、

でも早く治したいから
ということで先生の院を
頼って来院される。

 

しかしこの時、

適切な判断ができなければ、
最終的に患者さんは苦しむことになる。

 

適切な判断というのは、、、

業務範囲内かどうか
施術で改善するかどうか
対診は必要かどうか
どのような病態なのか
施術方針はどうするか

少なくともこのような判断を
しなければならないだろう。

 

施術家として、、、
技術を高めることは重要だ。

ただ、その技術を最大限
発揮するためには
適切な判断が必要になる。

 

判断を誤れば、
いくら高い技術を持っていても

症状は改善しないし、
大変なことになってしまう。

 

もし先生が技術に
行き詰まりを感じているなら、

判断力を高める勉強を
してみてはいかがでしょうか?

 

きっと役に立ちますよ。

 

黒川

 

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