From:黒川 純
@診察室より、、、
「黒川先生、お願いがあるんですが…」
昨日、とある学校から
そう電話がかかってきた。
電話をかけてこられたのは、
私が専門学生時代に
お世話になった先生。
(何だろう…)
学校の先生から
お願いごとなんて
滅多にないので
ちょっとびっくりした。
「実は…」
「黒川先生に講演していただきたいんですが…」
(え!?)
どうやら学校事業の一つで
学生向けに「臨床セミナー」を
するとのこと。
そこで臨床経験のある先生に
講演してもらい
実際の臨床では
どのような施術や考え方が
必要なのかということを
学生に知ってもらうというもの。
私の学生時代には
そんないい企画はなかった。
でも、学生のために
少しでも…
そう思って
引き受けることにした。
よく聞くと、
講演するのは2か月後の祝日。
参加するのは学生70名ほど。
時間は2コマ(3時間)。
講演内容は、実際の臨床では
どんな施術をしているのかとか
症例発表のようなことなど
なんでもいいとのこと。
なんでもいいが一番困る…。
でも、この臨床セミナーの
趣旨は、、、
学生に臨床では
実際にどんな施術が行われ、
どんな症例に遭遇するのか?
ということだ。
だから少なくとも
これは学生に伝える必要がある。
そして、私が学生に
伝えたいこともある。
これもしっかり伝えたい。
伝えるだけでは
いけないかもしれない。
なぜなら、
「いい話しを聞けた」
これで終わる可能性が大だからだ。
だから学生には
ちょっと衝撃あたえて
行動を変えて
もらおうと思う。
これは患者さんへの
指導も同じ。
伝えるだけでは
「わかりました。」
この一言で終わる。
だから「伝えきる」
ことが重要だ。
そして患者さんの行動を
変えなければならない。
先生は「先生」。
「先生」は「プロ」です。
プロとして患者さんを
ちゃんと管理してくださいね。
さて、講演は2か月後。
ゆっくりはできない。
早速準備に
取り掛からなければ。
黒川
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