ラーメン屋から学ぶ院経営の秘訣とは?

 

From:黒川 純

@診察室より、、、

 

先日行ったラーメン屋の話し。

 

「院長ここです!」

車を止めて少し歩いたところに
怪しげな雑居ビルを指差して
スタッフがそういったのだ。

 

この日はラーメン日。

ラーメン日というのは、
月に1回整骨院のスタッフと一緒に
ラーメンを食べに行く日だ。

 

「え?ここ?」

その雑居ビルの入り口には
A型ブラックボードに
当たり障りのない感じで

「牛骨ラーメン」

と書いてある。

 

ま、普通の人なら
立ち寄らない感じのところだ。

そのラーメン屋はどうやら
2階にあるようだ。

 

横に2人並ぶと上がれないほどの
階段を2階へ進む。

 

「ここかな?」

スタッフもここへ来るのは
初めてのようだ。

 

スタッフがおそるおそる
縦長の大きな木製の扉を
ゆっくりと開けると、、、

 

中にはカウンターとテーブル席が
2つほど見えた。

他にお客さんは誰もいない。

 

スタッフもここであっているのか
ちょっと不安だったのだろう。

扉をあけて3秒ほど立ちすくんでいた。

 

「はよ、入り〜!」

私がそういうと、
スタッフはゆっくりと足を踏み入れた。

 

「いらっしゃいませ〜!」

私と同年くらいか、
少し若めの店長らしき方が迎えてくれた。

 

おそらく店長一人で
切り盛りしているのだろう。

 

「あちらのテーブル席へどうぞ」

そう案内され、
私たちは少し薄暗い店内を進み、

2つあるテーブル席の
手前のテーブルに座った。

 

すると早速、、、

「お飲み物からお伺いしますね」

確かにお店の雰囲気はラーメン屋というより
「バー」のような感じ。

 

メニューを開くとラーメンもあるが、
お酒も色々とある。

おそらくその店長は私たちをみて、、、

「仕事帰りに一杯飲んで帰るのかな?」

そう思ったのだろう。

 

でも私たちが
このお店に来た目的はラーメン。

もちろん飲みたいが
みんな車で来ているので、
飲むことはできない。

 

その気持ちをぐっとおさえて

「お水、3つ下さい」
とスタッフが言った。

「お水3つですね、少々お待ちください」

店長らしき方はそういって
すぐにカウンターに戻っていった。

 

そのあとゆっくりメニューを見てみると
牛骨ラーメンにも数種類あった。

私はその中で、
もっともオーソドックスなものを選んで注文した。

 

ところが、、、

注文を終えてスタッフと
雑談をしていたのだが、

なかなか注文した
ラーメンが出てこないではないか。

 

店長一人で作っているせいなのか、
作る工程に時間がかかるのかはわからないが、

正直、ガラガラのラーメン屋で
ここまで待たされることはそうそうないと思う。

 

だけど、
その待たされている時間ですら、

「どんなラーメンが出てくるんだろう…」

なぜかそんな風にワクワクしていた。

 

それもそのはず、

さっきまでみていたメニューには
店長の「牛骨」に対する熱い想いと
こだわりが書いてあって、
それを私は熟読していたからだ。

 

「お待たせしました!」

やっとラーメンがきた。

 

私は運ばれて来たラーメンを見て
「え?」と思わず声に出してしまった。

というのも、普通のラーメンだと
チャーシューがのっているでしょ?

でも目の前にあるラーメンの器の中には
なんと大きなローストビーフがのっていたんです。

 

いつもなら私はスープから味わうのだが、
その時はなんの迷いもなく
そのローストビーフから口に運んでいた。

 

もちろん、うまい!

柔らかくて「牛」の
しっかりとした味もある。

 

そしてスープを飲んでも、
すごく上品な味。

牛骨スープは独特の臭みが
あるのが一般的。

でもこのスープはその臭みも少なく、
とても口当たりがいい。

 

店長のこだわりも
ヒシヒシと伝わってきた。

あっという間に完食してしまい、
もちろんスープも飲み干してしまった。

 

普通のラーメン屋で待たされると、
決していい気分にはなれない。

ただ、その待ち時間を有効に使えば、
待ち時間でさえもイラつきではなく、
ワクワク感をもたらすことができる。

 

ただ、気をつけなければなならないのは、
商品のクオリティだ。

ここのラーメン屋は見た目に驚かされ、
さらに味も抜群によかった。

だから私は満足することができた。

 

そう、期待値を大幅に越えたために、
店長の想いが信頼に変わったのだ。

 

でも、これで味が大したことがなければ、
期待値を大幅に下回り、
逆効果となってしまうだろう。

これは院経営においても全く同じだ。

 

ラーメン屋でいう”味”は
私たちでいうところの”技術”に相当する。

 

そう、私たちは圧倒的な技術で
患者さんを魅了しなければならない。

接遇やサービスで魅了するのは
私たちの本来の姿でない。

 

さて他にも、、、

私たち施術家がこのラーメン屋さんから
学ぶことは1つだけではないだろう。

私の体験したことを参考に
先生も何かできることはないだろうか?

 

黒川

 

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