From:黒川 純
@診察室より、、、
お昼ごろから雨が降っていた
ある平日の夕方のこと。
この日、天気予報で
晴れのち雨となっていた。
岡山の場合、
天気予報の雨というのは
正直あまりあてにならない。
私も降水確率が50%を超えたら、
「あ、今日は降るかもしれないな~」
と思っているぐらいだ。
この日の降水確率は
午前中は0%で午後からは50%。
と言っても、僕らの仕事は基本”中”だから
別に何の変わりもないはずだ。
あえて言うなら岡山の場合、、、
雨や気温によって
かなり影響を受けることがある。
そう、「患者数」だ。
もちろん、岡山県だけではないだろうが
県民性ともいわれるくらい、
様々ところで気候に
左右される傾向がある。
例えば、ラーメン屋。
うちの患者さんに岡山では
なかなか有名なラーメン屋の
店主がいるのだが、
雨の日はかなりお客さんが
少ないという。
大手家電量販店に
努めている患者さんは、
「平日はそれでなくてもお客さんが少ないのに、
雨が降ったらホントに開店休業状態なんよ」
とまで言っていた。
ちなみに私の院でも
同じようなことは起こっている。
いきなり気温が上がったときや
いきなり下がったとき、
あとやっぱり雨の日…
こういう日は患者さんが
減る傾向にある。
先生の院ではいかがですか?
やっぱり患者数って減りますか?
でもね、たった1日、2日の
患者数ってそこまで
気にしなくてもいいんですよ。
経営者であれば
わかると思いますが、
売上は1日だけで
みるものではありません。
1ヶ月とか4半期とかでもありません。
1年でみるものなんです。
いくらその日の売り上げが
落ちたとしても、
その日来れなかった患者さんは
必ずまたどこかで来院されます。
もちろん、1ヶ月ごとの集計や
データ分析は必要で、
そのデータを元に
改善をしていくわけですが、
ただその1日とか1ヶ月とかっていう
小さな単位では院の成長推移はわかりません。
開業当初はすごく気になりますが、
3年以上たってくると
年単位でみていく必要があります。
だから毎日の天気を気にして
「今日は雨か…」とガッカリするのではなく、
雨ということは患者さんが
少なる傾向があるというのがわかっているのなら、
「今日は何をしよっかな~」
と考えることができるんですよね。
もしくは、雨の日にどうやったら
患者さんがきやすくなるのかな、
とか雨の日に患者さんが
来院するメリットについて考えて、
雨の日の患者数減少に対する
施策をしてもいいかもしれませんね。
さて、先生は雨の日、、、
何をしますか?
黒川
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