ティラミス事件発生!

 

From:黒川 純

@診察室より、、、

 

先日、近くのパスタ屋チェーンに
夕食を食べに行ったときのこと。

 

最近このお店を
利用することが多い。

 

理由はパンが
食べ放題だからだ。

 

子供がここのパンが好きで、
いつもここがいいというのだ。

 

この日は、いつもより少し早く家を
出たこともあって駐車場はガラガラ。

 

多い時は駐車場も
止めれないほどで、

お店に入っても
よく待たされる。

 

お店に入ると
すぐにテーブルを案内してくれた。

 

すでに数組のお客さんが
パスタを食べていた。

 

メニューをもって
店員さんが来た。

 

子供たちはいつも
大体メニューが決まっている。

 

息子は「お子様パスタ」。

 

でも最近は足りなそうにするので、
今度からは普通のサイズがいいかもしれない。

 

娘はよく食べる。

小3になってからその勢いはすごくて、
普通に大人一人前を食べる。

 

嫁はいつも季節ものというか、
その時にしかないパスタをよく頼む。

 

この日も季節メニューから
野菜の入ったパスタを頼んでいた。

 

私は確か…
「ベーコンとしめじのデュクセルクリームフィットチーネ」

というのを頼んだ。

 

「デュクセル」ってなんだ?

と思いながら頼んだのだが、

ま、写真が美味しそうだったので
頼んでみることにした。

 

注文が終わると、
子供たちはすぐに席を立った。

 

パンを取りに行くためだ。

 

このお店はサンマルク系列のお店で、
確かにパンは美味しい。

 

私も子供たちを追うように
パンを取りに行った。

 

パンが並べられている
コーナーには、

常時5~8種類ほどの
焼き立てパンが並べられている。

 

どれも美味しそうだ。

 

私は3つほどパンを
とって席に戻った。

 

私が席に戻ったときには、
子供たちはすでにパンを食べていて、

息子に関しては
2つ目を食べ始めていた。

 

「どんだけ腹が減っとったん?」

ま、一時期は少食で心配したが、
そんなことは今では全く気にならない。

 

私が2つ目のパンを手にした瞬間…

息子が「おかわりいってこよ~」

そういって席を立った。

 

ちなみにまだパスタはきていない。

 

いつもこんな感じだから
最近は少し慣れてきたが、

最初は、このあと子供たちは
パスタを食べれるのか不安だった。

 

ちなみにこの日は、
パスタが来る前に
3皿分のパンを食べていた。

 

パンの大きさは
一つ一つそんなに大きくはないが、

個数にして6~8個くらいは
食べていたと思う。

 

「お待たせしました。」

 

パスタが来た。

 

私が頼んだデュクセルクリームが
ちょっと気になっていた。

 

嫁も「デュクセルクリームって何?」
と聞いてきたのだが、

私が知るわけもない。

 

で、食べてみた。

 

「お!うまい!」

嫁に「どんな味なん?」
と聞かれたが、

パスタの食レポは私はできない。

 

だから「ま、食べてみたら」
そう言った。

 

嫁もちょっと興味があったんだろう。

 

嬉しそうにすぐに
そのデュクセルクリームとやらの
パスタを食べた。

 

「あ、美味しい!」
嫁もそういった。

 

で、そのあと
「多分これは〇〇と〇〇のソースじゃないかな…」と
何やら言っていたがここは覚えていない。

 

どちらにせよ、
このデュクセルクリームというのは
美味しかった。

 

私がパスタを食べ終わると
同時くらいに息子も食べ終わった。

 

さすがに
お腹いっぱいのようだ。

 

娘はまだ食べている。

いつも食べるのは遅い。

 

パスタがあと
1/3ほど残っていた。

でも、まだ黙々食べていた。

 

ふと息子の頼んだ
お子様パスタに目がいった。

 

プレートにはパスタ、ジュース、コーン、パン3つと
デザートのティラミスが入っていたのだが、
その中でティラミスだけ残っていたのだ。

ちょっと甘いものが
食べたくなっていた私は、

「あ、ティラミス食べんのか?」
と息子に声をかけながら

スプーンでティラミスを
一口ほどすくって食べた。

 

すると息子の機嫌が一気に悪くなった。

小さい声で
「誰も食べんとか言ってないし…」

半べそ状態だ。

 

どうやら息子は最後に
このティラミスを食べようと
残していたらしい。

「あ、ごめん、ごめん」

 

息子は機嫌を損ねながらも
そのあとすぐにプレートを
自分のほうに引き寄せ、
ティラミスをゆっくり食べていた。

 

実はこれが患者さんが
来なくなる理由の一つなんだけど、
どういうことかわかるだろうか?

 

ティラミス事件で言うと、
息子は最後に食べようと
ティラミスを残していた。

 

私は、息子がお腹が
いっぱいのようなそぶりをして、

手が止まっていたのを見て、
食事は終了したと思った。

 

ティラミスに気づいた私は、
すでにお腹がいっぱいの息子は
もう食べないだろうと思い込み、

確認もちゃんとせずに
ティラミスを食べた。

 

その結果、息子は機嫌を
損ねることになった。

ということだ。

 

ほとんどはこっちの思い込みだ。

 

本当に患者さんは
それを望んでいるのか?

本当にそれを
求めているのか?

本当にそうして
欲しいのか?

わからなければ直接聞けばいい。

 

患者さんがきてくれない、
自分を指名してくれない、

その理由は、
患者さんが悪いのではなく、

もしかしたら先生の
せいかもしれない。

 

さて、患者さんを”理解する”ためには
どうしたらいいだろうか?

 

黒川

 

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