From:黒川 純
診察室より、、、
先生は大殿筋の活動性を
高めるためには、
どのような方法で
トレーニングやエクササイズ、
もしくは
施術を行いますか?
一般的には背臥位で
ブリッジをさせることが
多いですよね?
中には、
さらにその状態で
骨盤部分に徒手抵抗をかける場合も
あるかと思います。
大殿筋の筋活動の低下は…
対側の脊柱起立筋が
運動開始前に
強く活動したり、
慢性腰痛患者で
大殿筋の筋活動の遅延や弱化が
起こるとされています。
さらにAKP患者でも
股関節伸展、外転、外旋の筋力が
25~50%低下している
との報告も
あることから、
大殿筋への施術は
腰痛や膝痛改善の
キーポイントに
なるかもしれません。
そこで、
大殿筋への筋活動を
効率よく高めたい。
さて、先生はどうしますか?
これを参考に
してください。
↓
鶴見らの研究によると、、、
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大殿筋の活動は、
背臥位でのブリッジよりも
腹臥位での股関節伸展に
徒手抵抗を加えた方法の
ほうが有効であった。
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とあります。
大殿筋の活動を高めたい!
そう思ったときは
ブリッジよりも
腹臥位での股関節伸展に対して
抵抗をかけたほうが
効率的に大殿筋の
筋活動を高めることが
できるようです。
ちょっとしたこと
かもしれませんが、
そのちょっとした違いは、
最終的に大きな違いになります。
つまり、
このようなことを
知っているか
知らないかの差は
大きな違いで、
施術で効果が出るか
出ないかの差というのは
実は知っているか
知らないかの差なんです。
そして、
得た知識を活用したり
応用できる思考も
大切になりますね。
これが結構
難しいんですよね…。
知ることは簡単。
でもそれを活用、
応用することは
ちと難しい。
でもそんなところに
施術家としての
楽しさがあるのかもしれません。
黒川
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