From:黒川 純
@診察室より、、、
今日は、当院の記念日。
そう、当院は開業して
今日で丸9年を迎えた。
10年後の生存率5%と言われるなか
あと1年で10年を迎えれる。
この9年で私は何を得てどう成長できたか…
いま、このメルマガを書きながら
思い返しているところだ。
開業当初はホント苦しかった。
患者数は毎日片手で数えるほど。
「最初はそんなもんだよ」
そう、いろんな方から
フォローしてもらった。
でもそんな状態がいつまで続くか
わからなかった私にとって、
正直、何の慰めにもならなかった。
その時は、なんで患者さんが来ないか
わからなかったし、
どうやって患者さんに来てもらうのか
なんてことも当然知らなかった。
だから毎日が不安でしょうがなかった。
少し経つと、
徐々に患者さんが増えてきた。
5人→10人と…
10人患者さんが来院された時は
「お、初二桁!」
なんて受付のスタッフと喜んだことを
つい、こないだあったことのように覚えている。
これまでにたくさん
勉強もしてきたつもりだ。
解剖学、生理学、運動学…
マーケティングの勉強も
たくさんしてきた。
そしてセミナーにも
たくさん参加してきた。
たった3000円のセミナーに参加するのも
躊躇していころもあった。
少し患者さんが増えたころ、
1万円の技術セミナーに
興味を持ったときのことだ。
初めてセミナーに1万円を
使うということにビビッて、
申込するのに2週間くらい
悩んだこともあった。
開業して半年で
スタッフを一人雇った。
このころはちょっとだけだが
余裕が出てきたころだ。
そのスタッフは今では
立派に独立開業した。
受付の女性スタッフは
子供ができて退職した。
最新の医療機器も何台か導入した。
そして2年前には
スタッフを2人採用した。
といっても、
今は最初のスタッフはいないので、
私を含め3人。
これからもいろんなことに
挑戦したり学んでいきたい。
こうしたいろんな経験や判断が
次のステップへと進むカギとなる。
そして結局、
その判断が自分の成長を
決定づけているのだ。
ようはその判断指標を変えない限りは
自己成長はあり得ない。
「あとでしよ~」
「これはまた今度…」
「今は必要ない」
「高いからやめとこ」
「めんどくさいな…」
これらの言葉が別に悪いと
言っているわけではない。
このような言葉の裏に
先生の判断指標が隠されているのだ。
だから私もこのような
言葉を口ずさんだときは
本当にそれでいいのか?
自己成長を止めていないか?
チャンスを逃してないか?
そんな風に考えるようにしている。
さて、先生の判断指標は
成長を妨げてないだろうか?
黒川
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