From:黒川 純
院の受付カウンターより、、、
「こんにちは~!」
今日の午後は私一人。
いつもなら、二人いるスタッフの
どちらかが出勤している。
でも、今日の午後は
シフトの関係でどちらも休み。
とはいえ、
午後は完全予約なので
そんなにバタバタすることはない。
今日の午後は3名の施術。
現時点で二人の施術を
終えたのであと一人のみ。
次の患者さんは
ちょっと時間が空くので
その間にと思って
今日は受付でこれを書いています。
と、いきなり…
「パパ~~~!首痛めたから治して~!」
嫁だ。
実は、嫁に経理の仕事をしてもらうために
院に来てもらってる。
そういえば、
今朝、家を出ようとしたときに
「イタッ!」
嫁が首を押さえながら、
「ぎっくり首になりそうになった」
「あぶな~…」
そう言っていた。
私がパソコンで
カタカタしているのを見て、
「いまなら大丈夫でしょ?」
おそらく、
そう思って声をかけたのだと思う。
「しょうがないな~」
ということで、
今から嫁の首を治してきます…
はい、失礼しました。
どうやら、嫁の首は
寝違えていたようです。
運動痛は、前後屈痛のみ。
頚部の痛み自体は
左右ともにあり。
ROM制限なし。
でも前屈時に
頸椎下部から屈曲している。
後屈時には上位頸椎のみで
後屈している。
神経学的所見なし。
腹横筋と多裂筋の筋出力低下。
おそらく、
軽度の寝違えがあり、
頚部のインナー系の
筋が抑制されていた状態。
インナー系の筋が
抑制された状態で、
急に首を動かしたことによって、
アウター系の筋が先行収縮してしまい、
頚部の痛みが
発生したものと思われます。
そこでまず、
体幹のインナー系の筋を少しだけ促通し、
その後、L5/S1~Th2/3レベルまで
facetのmobilityを調整しました。
この時点で後屈痛は改善。
次に伏臥位で
Th1/2~C2/3レベルの
facetのmobilityを調整。
最後に座位にて左SCMのリリースと
左頚板状筋、椎前筋にアプローチしました。
これで前屈痛もほぼ消失。
「さすが、パパ!」
実はちょっと実験的要素も
入っていたけど、
それは伏せておいた次第です(笑)。
とはいえ、
こうして施術して
すぐに感謝されるという仕事は
本当にやりがいがあるし、
楽しいですね。
患者さんから感謝されながら
経営もうまくいくと
もっと嬉しいですね。
先生も技術と経営が両立すると
うれしいですよね?
では、どうやったら
両立させることができるのか?
そのヒントをここにまとめています。
黒川
この記事へのコメントはありません。