予防の考え方と対策の方法

 

From:黒川 純

@診察室より、、、

 

2日前のお昼過ぎのこと。

 

1週間後にある学生向けセミナーの
スライドを作成するために

昨年買ったばかりの
ノートパソコンをひろげた瞬間だ。

 

「うわっ!」

「え゛~~~!」

 

私のPCはひろげた瞬間に
立ち上げるのだが、

立ち上がった瞬間に画面を見ると…

 

画面のほぼ中央に
縦筋が入っていたのだ。

 

別にPCを落としたり
PCの上に何かを
落としたわけではない。

 

最悪だ…。

 

でも幸いにも画面は
少し見える状態。

 

そのスライドを保存していたか
不安だったのですぐに保存した。

 

保存はすぐにできた。

 

でも保存が終わって
そのスライドを閉じようとしたとき、
さらに画面の状態が悪くなった。

 

少しの衝撃でも画面がブレたり、
入った筋が拡がる。

 

もうどうしようもない…。

修理しか選択肢はない…。

 

実はまだセミナーの
スライドが完成してない。

 

すぐに修理に出せば
もしかしたら早くに…

 

と思って、
すぐにビッ〇カメラにもっていくと、、、

2週間はかかると言われた…。

 

100%間に合わない。

 

ただ院にはデスクトップの
PCが2台あって、

1台は診察室、
もう1台は受付にある。

 

診察室のPCは
パワーポイントは入ってないが、
受付のPCは入っている。

 

とはいえ、

受付のPCはレセコンだから
一日中いつでも使えるというわけではない。

 

あと、
自宅にもPCはある。

 

ただパワポが入ってない。

 

なので必然的に
院の受付にあるPCしか使えない。

 

だから、昼休みとか夜の診療後に
せっせと準備をしようと思う。

 

今回は何とかなったが、
何とかならない場合もあると思う。

 

例えば、治療機器が
いきなり壊れたとき。

 

その代替えとなる
ものはあるだろうか?

 

いや、治療機器なら
まだなんとかなるかもしれない。

 

レセコンが壊れたり、
レジが壊れたらどうだろうか?

 

すぐに対応ができるだろうか?

 

ほとんどのものは
壊れる可能性があるものだ。

 

そもそも壊れないように
取り扱うというのは
当然心掛けるべき点だが、

壊れたときの対応についても
考えておく必要があるのだ。

 

なぜなら、
どうしようもない理由や原因がわからず
壊れてしまうこともあるからだ。

 

まずは、院内のもので
何が壊れたら最も重大か
5つくらいピックアップしてください。

 

そしてそれらが壊れる原因を
それぞれ想定します。

 

例えば私のPCで言うと、

・落とす
・車の中に置きっぱなし
・汚れた手で扱う

といった感じだ。

 

同時にそれに対する
予防策も必要だ。

 

・慎重に扱う
・クッション系の入れ物に入れる
・できるだけ高頻度でバックアップをとる

 

最後に壊れたときの
対応を考える。

 

これも私のPCで言うなら、

・他のPCで対応する
・すぐに修理に出す

これをみてわかるように
緊急時の「対応」というのは、

原因に対する予防策に依存する。

 

予防策を講じておけば、
緊急時に速やかに
対応することができる。

 

そう考えると、

予防策を講じるために
考えられる最悪の事態を
想定しておかなければならない。

 

その最悪の事態を
全て予防することは
無理かもしれないが、

少しでも対策しておくと
緊急時の対応は
それなりにできるのだ。

 

黒川

 

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