From:黒川 純
@自宅のリビングより、、、
バレーボールの選手。
アタックを打って着地した時に
右膝がknee in toe out状態でそのまま崩れ負傷。
これ負傷したのは土曜日。
日曜日、わたしは学区の
運動会に参加していた。
運動会には未就園児から
大人までたくさんの人が
参加していたのだが、
その中には当院の
患者さんも数名出ていた。
私は玉入れに出ることに
なっていたのだが、
それまで少し時間があったので、
私の地区のテントでゆっくり座っていた。
すると、数ヵ月前まで
当院で施術を受けていた
30代のバレー選手が
「先生!」
と声をかけてきてくれた。
「あ、久しぶりですね!」
というと早速、、、
「先生、昨日ね、バレーの試合だったんですけど
チームの一人が怪我しちゃったんですよ〜。
これちょっと見てくれません?」
とその時の動画を見せてくれた。
動画をみると、
アタックを打ったあと着地する時に
右膝がknee in toe out状態で崩れて、
そのまま転倒していた。
よく聞くと、
そのあと膝が腫れたため
すぐにアイシングをしたとのこと。
動画をみる限り
ACL損傷の可能性もあった。
「来週も大事な試合があるんですよ…。
でもいつも行く整骨院は閉まってるし、
病院も日曜日はあいてない。
だからちょっと見てもらいたいんですけどいいですか?」
と言われ、
すぐに「いいですよ」
と返事をした。
すると数十分後、
その選手が運動会を
している小学校にきた。
患者さんと一緒に
その選手と合流して、
木陰で見させて
いただくことにした。
木陰に向かう途中、
歩行はできているが、
多少の跛行を呈していた。
木陰で膝を見ると、、、
swelling(+)
instability(−)
屈伸痛、内外反痛(−)
LM、MM(−)
どうやら靭帯、
半月板損傷はない。
しかし、
階段昇降時には膝蓋骨の上部に
強い痛みがあって力が入らない。
まずは大きな組織損傷が
ないことを選手に説明した。
すると、前にも同じような感じの
痛みになったことがあって、
その時はいつもいく
整骨院の先生に見てもらって
1回で治ったんですよ…と。
でも、あそこの先生はちょっと苦手で…
でも腕がいいから、
本当に困った時には行くんですよ。
と話された。
私には1回で治せる技術はない。
もちろん中には
1回で症状が改善する症例もあるが、
全てではない。
世の中にはたくさん
すごい先生がいます。
そしてその先生の治療院って
やっぱ流行ってるし、
すごい先生って普段からいろんな
勉強をしてます。
これが好循環となっている。
やはり施術家は
今後も”学び”は必要。
問題は誰から学ぶかだ…。
黒川
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