From：黒川 純

＠診察室より、、、

 

（岡山では有名な…）

わけのわからない
言葉を発している

ラーメン屋に
行ったときのこと。

 

ここのラーメンは豚骨醤油。

 

かなり濃厚なスープで
ドロッとしている。

 

この日も店内は
お客さんでいっぱいだった。

 

ラーメンを注文すると…

「＄％＆RDJ#”J”=!？？？」

解読不能だ。

 

でも何か言った。

 

これが話題となり
全国ネットのテレビでも
取り上げられていた。

 

もちろん、
ラーメンはうまい。

 

好みはあるだろうけど、
これだけお客さんが
入っているところから考えて、

多くの人がここのラーメンを
美味しいと感じているのだと思う。

 

でも正直、

ここのラーメンは
2,3ヶ月に1回でいい。

 

濃厚なために、
またすぐに食べたいとは思わない。

 

でも時々食べたくなる。

 

そんな心理がもしかしたら
リピート客の増加に
つながっているのかもしれない。

 

一方で、

私が大好きなラーメン屋さんも
実は濃厚だ。

 

ここのスープは鶏ガラ。

 

今までにいろんな
ラーメン屋に行ってきたが、

やっぱりここの
ラーメンが食べたくなる。

 

決してサービスや接客が
優れているわけではない。

 

でも、味は間違いない。

 

だからか、

最近3店舗目を出した。

 

最初は小さなラーメン屋だったのに、
今では3店舗目。

 

しかも徐々に店舗も
大きくなっている。

 

そんなラーメン屋の店主は、
実は当院の患者さんでもある。

 

だからいろんな話しを
聞けるわけだが、

やはりラーメンへの
こだわりや熱量は半端ない。

 

これって私たちも
同じじゃないですか？

 

技術や知識へのこだわりや
レベルアップについての
熱量はみんな持っているはず。

 

接客やサービスは
必ずしも必要ではない。

 

あくまでオプションであり、
それで集客やリピート率が
変わるわけではない。

 

そんなところで集客や
リピート率が変わるのであれば

それはまだまだ修行が
足りないのかもしれない。

 

もちろん、最低限の接遇は
必要かもしれないが、

技術職としては
そこまで必要はない。

 

ラーメン屋がそうであるように
整骨院でも同じだ。

 

結局、技術を売りにしている職種は、
技術力がものを言うのだ。

 

こういうと、
反論はあるかもしれない。

 

今の時代は、
技術だけではダメだよ。

接遇や内装もきれいにして…

 

確かに必要かもしれない。

 

でもそれは技術を求めていない
患者さんにはいいだろう。

 

ん、技術…

技術のことは
患者さんにはわからないが、

私が言いたいのは
患者さんの本気度だ。

 

どういうことかというと
悩みの深さレベルが浅い人は
接遇やサービスを気にするだろう。

 

でも、悩みの深さレベルが
深い人はそんなことは

気にしなくはないが、
さほど影響は受けない。

 

理由は簡単だ。

 

とりあえず
治したいという気持ちが強いからだ。

 

もちろん、接遇やサービスが
あるに越したことはない。

 

私が言いたいのは、
それらが全く必要ない
ということではない。

 

ラーメン屋さんのように
その味にこだわることのほうが
大事であるということ。

 

私達の場合は
それが”技術”や”知識”だ。

 

話しは変わるが
カ〇ビーのポテトチップスは

1975年から発売され、
いまだに人気商品だ。

 

これまでにいろんな味の
ポテトチップスが発売されてきたが、

結局最後はやっぱり
うす塩味に戻る。

 

院経営においても
こうなることが究極だ。

 

「やっぱり〇〇院だね」
「何かあったら〇〇院だね」

こう言ってもらうことが
最終的に患者増に
繋がるのではと思う。

 

技術や知識を高めることで
最終的に患者さんに
選んでもらえる院を創る。

 

これが、私の理想とする
施術家であり院経営である。

 

黒川