From:黒川 純
診察室より、、、
先日、東京でのセミナーを終え、
山手線で品川に
向かっていた時の話し。
「ガタンゴトン、ガタンゴトン」
浜松町駅から
電車に乗った私は、
平日の夕方ということもあり
初めて東京の満員電車に乗った。
「やっぱり東京の満員電車はすげ~な!」
というのも、
当たり前だけど
人、人、人…
ほんとギューギュー詰めってやつ。
ふと周りを見渡すと
みんな手すりやつり革を持っているのに
私は、ど真ん中に立つことになった。
つり革すら持たせてもらえない状況。
「マジかよ…。」
「これで急ブレーキでも
踏まれたらかなわんな。」
普通ならそう思うかもしれない。
でも私は大丈夫なのだ。
電車の中で手すりや
つり革をもたなくても全く大丈夫。
もちろん、
急なブレーキにも対応できるし、
横の揺れも全く問題なし。
だから自身気に私は電車の中央で
何も持たずに立っていた。
と、その時!
「ガタガタ!」
急に右カーブ!
乗客全体が左に
揺さぶられた!
つり革を持っている
こわもてのおじさんもふらつき、
右手にスマホをもって、
左手で手すりを持っていた
超かわいい女の子も
左へ揺さぶられていた。
でも私だけ
しっかりと立っている。
「東京の人は下半身が弱いな~」
なんて思ったかもしれないが、
実は違う。
まーまーの急カーブだった。
でも、なぜ私はしっかりと立っていられたのか?
実は…
これにはちょっとした
コツがあるのだ。
これからその方法を
伝授します。
ぜひ先生もやってみてほしい。
この方法は電車だけでなく、
バスや日常生活の中でも使える。
その方法とは…
進行方向に向かって
斜め45度に足を構えて立つ。
たったこれだけ。
そう、たったこれだけで
ほぼふらつくことはない。
こんなことって
一般の人はほぼ知らない。
でも私たち施術家には
理解できる。
知らなくても
すぐに納得できたり、
なんならそのメカニズムまで
すぐにわかる。
そう、
一般の人にはわからないのです。
私たちは施術家です。
私たちの中では
当たり前なことや
常識的なことでも
患者さんからしたら
そのほとんどは知らない。
何か患者さんのためになることは
ないだろうか?
日頃からそんな視点でいると
きっと何か出てくるはずです。
そこに私たち施術家の価値が
あるのではないでしょうか?
黒川
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