主婦を見習うべき理由とは?

 

From:黒川 純

@診察室より、、、

 

この前、妻と近所のスーパーに
行ったときのこと。

 

ここのスーパーは店舗に向かって
右側と左側に入り口がある。

私はいつも駐車場の関係で
店舗の右側の入り口から入る。

 

その日も、いつものように車を停めて、
右側の入り口から入った。

 

いつもなら入り口を入ったら
私は妻をほったらかしにして
一人でスーパーの中をブラつくのだが、

この日は珍しく、
妻と一緒に行動していた。

 

別に何か買ってほしいわけではなく、
なんとなくだ。

 

右側の入り口から入ると
このスーパーの場合、
まず野菜コーナーがある。

妻は、すぐ目の前にあった
ブロッコリーをすでに手にしている。

 

「今日はぶろっコーリーがやすいわ」

そう言って、いくつかブロッコリーを
手に取って確認していた。

おそらく新鮮かどうかを
見ていたのだろうか?

 

私は料理はしない。

だから見ただけで新鮮かどうかとか、
いいものかどうかなんて
これっぽっちもわからない。

 

でも妻はさすが主婦だ。

「あ、これは色が…」
「これは葉っぱが…」
「これはこのツボミが…」

と傍から見ているだけでは
よくわからなかったが、

そう言いながらブロッコリーを選んでいた。

 

そのあとも野菜コーナーのところだけで、
どれくらいいただろうか…。

15~20分くらいそれぞれの野菜を
ちゃんとみながらかごに入れていた。

 

その時、、、

主婦って”プロ”だなって思った。

 

だって、どの料理を作るか決めたうえで、
この食材が必要で、

この調味料が必要ということを
考えながら買い物をしている。

 

さらに冷蔵庫の中身や
例えば調味料などの残りの量も

ある程度把握して
必要なものを買っている。

 

そして毎日いろんな料理を作って、
子供や私からその料理の感想をもらう。

 

これを「そんなの当たり前だ!」
と思う先生もいるかもしれないけど
これってやっぱ”プロ”ですよね。

 

そう、プロだから妥協しない。

 

少しでも美味しく、
そして楽しい食事にするためにも、

より新鮮な食材を選んだり、
より楽しめるメニューをいつも考えている。

 

かつ家計も気にしなければならない。

私たち治療家も主婦を見習うべきだ。

 

より結果にフォーカスするために、
的確に病態把握をするために、
問診や評価を妥協しない。

もちろん、これらの知識を
高めておくことは最重要課題だ。

 

そして、主婦で言う「調理」は
私たちの場合は「施術」だ。

 

これを鍛える必要がある。

いくら素材が良くても美味しい料理はできない。

 

いくら素材が良くても「想い」が
なければ美味しい料理はできない。

 

施術も一緒だ。

 

調理という工程は決して単なる作業ではない。

 

練習して技術を高める必要はもちろんのこと、
何より患者さんの事を想って
施術にあたらなければならない。

 

その気持ちがなければ決して美味しい料理、
いや結果は出ないのだ。

 

さて、先生の施術に”想い”はあるだろうか?

その想いは必ず患者さんに伝わっています。

 

もちろん、結果も出さなければならないが、
想いがなければ練習も続かない。

いや、続かないどころか
練習すらしていないかもしれない。

 

先生は”プロ”です。

 

プロとしてどうあるべきでしょうか?

どうすべきでしょうか?

 

黒川

 

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