セールスのいらずの雑貨屋?

 

From:黒川 純

@診察室より、、、

 

先日輸入雑貨のお店に行ったときのこと。

このお店にはよく来る。

といっても2,3ヶ月に一回くらいだろうか。

 

自宅からは10分か15分くらいの
離れたところにあるこのお店。

 

この日は外出していて
その帰りに寄ることにしたのだ。

 

お店はそんなに大きくはなく、
入り口も2つしかない。

 

駐車場に車を止めて、
いつもの入り口から入った。

もう一つの入り口は
どちらかというと出口かな?

入ってすぐにレジがあるので
お店を隅からみるには適していない。

 

だから私はいつももう一方の入り口から
入るようにしている。

 

お店には、芳香剤、食器、時計など
いわゆるどこの雑貨屋さんにでも
置いてあるようなものから、

外国のお菓子や食材まで
輸入食品もたくさん売られている。

 

しかも行くたびに少しずつだが、
置いている商品が変わったり、

レイアウトも時々変わるので
いつ行っても店の端から端まで見たくなるのだ。

 

この日もいつもの入り口から入った私は、
店の端からスタートして
ゆっくり商品を見て回っていた。

 

この店に限らず雑貨屋さんは
すごく面白い。

 

いろんな商品があるからだ。

 

最近は〇〇専門とかっていうお店が多いから、
それに興味がなければいかない。

 

ということは、潜在的な欲求には
気付かないということだ。

この店にはいろいろあるから、
その潜在的な欲求に気付き、
ついつい衝動買いをしてしまう。

 

ま、これがいいのか悪いのかは別として
この店はとても興味深い。

 

この日も、、、

たまたま見つけた車の芳香剤を
買う気はなかったが、

もうほとんど匂わなくなっていることを思い出し、
かごに入れた。

 

さらに、珍しい調味料を見つけて嫁に
「こんなんあるけど知ってる?」
「知らんけど、美味しそうじゃな~」

といってすぐにかごに入れた。

 

こんな感じで、いろんなものが
かごに入っていくのだ。

 

そしてお菓子コーナーで
いろいろ見ていた時のことだ。

 

目線より少し高い陳列棚を右へ曲がった瞬間、
めっちゃでかい袋がみに飛び込んできた。

「うぁ!ナニコレ?」

目の前には、うちの”てつ”が食べるドックフードと
同じサイズぐらい大きい袋のお菓子があったのだ。

 

といってもわかりにくいかもしれないが、
ちょうど私の息子が持っているリュックぐらいの大きさだ。

 

あ、これも分かりにくい・・・。

 

そうだ、500mlのペットボトルが
縦に2本、横に3~4本入る大きさだ。

 

よくみてみると、
「ORGANIC TORTILLA CHIPS」と書いてある。

 

さらに袋には、
中が少し見える窓が付いていて、
私の胃袋を刺激した。

 

すぐに手に取って、
嫁が持っているかごにゆっくり入れた。

 

ゆっくり入れたけど、
そのお菓子の重さに嫁はすぐに気づき、

「うわ!ナニコレ?」
「てつのご飯?」

まさに私が想像していたものと
同じことを言ったのだ。

 

「いや、トルティーヤチップス!」
というと、、、

「また、太るじゃん…」

そう言いながら、
そのお菓子を戻すこともなく
レジに向かったのだ。

 

そもそもこのトルティーヤチップスも
最初は買う気はなった。

たまたま見つけて
美味しそうだったからかごに入れたのだ。

 

最初からその商品やサービスを求めている人には、
セールスはいらない。

 

なぜなら、すでにその商品やサービスを
買うことは決まっていて、
どれにするかを選ぶだけだからだ。

だからあとは提供するだけだ。

 

一方で、何を買うかどうか決まっていない人に
商品やサービスを提供するのは難しいと言われている。

 

なぜなら、その必要性にすら
気づいていないからだ。

 

でも、私のようにその場で
衝動買いをする場合もある。

もちろん、その商品を見て
必要性を感じた(欲しいと思った)わけなんだが、

その時私は、
誰からもセールスは受けていない。

 

あえて言うなら、
その商品自体がセールスの役目を
担っていたのかもしれない。

 

治療院でもこれを利用することはできる。

ぎっくり腰の症状が改善したあとに、
肩こりの施術とか他の施術を受けているということは多い。

 

「こんな施術もしてるんですよ」
という場合もあれば、

患者さんから
「先生、これも施術してもらえないんですか?」
と聞かれることもある。

 

さて、先生の院でそのようなことはないだろうか?

そしてそれをうまく活用したり、
強化することはできないだろうか?

 

そして患者さんをトータルで
サポートすることはできないだろうか?

 

先生ならなにかいい案が
浮かんできたのではないでしょうか?

 

黒川

 

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