From:黒川 純
@診察室より、、、
以前、とあるセミナーに
参加したときのこと。
以前と言っても
かなり前のことだ。
懇親会でとある施術家の
A先生と話していたのだが、
やはり話しは施術の話し。
初対面の先生だったが、
特にその先生とは
腰痛の話しを
たくさんしていた。
どんな施術をているのか?
それはどんな理論でそうするのか?
など具体的な話しを
お互いにかなり深くしていた。
情報共有とともに、
さらにそれぞれの技術や
知識レベルを上げるためだ。
すると、
そこに同じセミナーに
参加していた別の
B先生がやってきた。
B先生も腰痛の話しに加わり、
より過熱した話になっていた。
…が、A先生がふと、
「B先生はどんな施術をされているんですか?」
と質問した。
するとB先生は、
「いや、それは言えないよ…。」
そう答えた。
「え???」
耳を疑った。
これだけA先生や
私の話しを聞いておきながら
B先生はご自身の施術の
具体的な話しは何もされなかった。
もちろんいろんな
理由はあると思うし、
本来はセミナーとかでしか
しゃべってないのかもしれない。
もしくは、
自分が今まで勉強してきたことを
安易に他人に話して
マネでもされたらどうしよう…
そう思っていたのかもしれない。
さて、先生は
「出入口の法則」
というのはご存じだろうか?
「出入口」
これはなぜ「入出口」ではないのか?
これは物事は何事も
出すところから始めるということだ。
例えばお金を出すから
商品を受け取ることができるし、
汗を出すからのどが渇いて
水を飲む(入る)のだ。
例えがあまりわかりやすくないが、
ようは出さないと入ってこないということだ。
お金もそうだ。
お金を出すから
お金が入ってくるのだ。
だから出し惜しみをすれば、
入ってくる量も少ないというわけだ。
そんなことをよくスタッフにも話す。
B先生のことを
悪く言うつもりはないが、
B先生は少し損を
しているかもしれない。
私はこのことをきっかけに
出し惜しみはしない
ということを自分に言い聞かせ、
今でも出し惜しみは一切しない。
出し惜しみをしない理由はもう一つある。
それは、私がこれまでに
経験してきたこと、学んだ事は、
全て私の周りの方々の
影響があったからだ。
その人たちがいなければ、
私の経験や学びは
どれだけ浅はかだったろうか。
いや、そもそも経験は
積めてないだろうし、
学んでもないかもしれない。
だから今度は私が
周りの方々にいろんな形で
返していきたいと思っている。
10月7日、、、
この日は先日から案内している
年に1度のイベントだ。
私のパートでは今までセミナーで
一切話していなかった
集客とリピートについて話しをする。
今まで話していなかったのは、
データやノウハウが断片的で
とてもセミナーやメルマガでは
話せるようなものではなかったからだ。
だからこそこの日は、
一切出し惜しみはしない。
そんな覚悟でこれからまた
スライドの編集をするところだ。
黒川
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