From:黒川 純
@診察室より、、、
先日、夏祭りで
焼そばを作っていた時のこと。
町内の夏祭りの
実行委員として、
昨年から本格的に参加して
夏祭りの企画から
運営まで参加している。
昨年の夏祭りでも
焼そばを作った。
というか、
私はできた焼きそばを
1人前ずつトレーに
入れる作業を昨年はした。
でも、作るべき定数を
下回ってしまい、
実行委員の方から
指摘を受けていた。
とはいえ、
その定数とやらを
作る前に一切聞いてなかった。
だから今年は定数を
きっちり作るために
いろいろ工夫した。
その結果、
今年は定数通り
きっちり作ることができた。
工夫と言っても
大したことはしていない。
今までが適当すぎただけ。
野菜や肉は目分量で炒め、
焼きそばの麺も途中で勝手に追加。
一つの鉄板で
12人前を作ることは
決めていたので、
焼きそばの麺は足らない、
野菜は残る、
肉は全く足らず、
途中で買い出しに行く…
といった感じで、
最終的に定数にも
達してなかった。
町内の夏祭りだから
私も「こんなもんなのかな」
そう思っていた。
でも、定数に足らなかったことを
指摘されたこともあって、
今年は私と嫁で
焼きそばの材料の買い出しから
作るところまで
いろいろと
工夫をしたのだ。
まずは、人員配置。
昨年は5名。
焼く人2名
詰める人2名
売る人1名
これは問題なかった。
ただ、50代と60代の方が
焼くことを中心にして、
私と40代の方は
詰めることを中心にしていた。
焼くのはとても大変だ。
だから昨年は交代で
作ることもあった。
その結果、
作業効率が悪かった。
でも、私と40代の方は
まだ不慣れな部分が多々あり、
要領もわからなかったので
昨年はよく勉強できた。
そこで今年は
私とその40代の方で
焼きそばを作り、
50代と60代の方には
詰める作業に徹してもらった。
その結果、作業効率は
圧倒的によくなり、
昨年よりも20人前ほど
多く作ったにもかかわらず、
休憩もとりながら
昨年と同じくらいの時間に
終わることができた。
もう一つの工夫は、
昨年まで目分量で
焼いていた野菜を
10人前ずつに
小分けにしたことだ。
野菜の分配量も安定して
余ったり、足りない
という事態を
避けることができた。
そして焼きそばの麺も
規定数だけの麺を
事前にボールに開けておいた。
こうして改めて
書いてみると
やっぱ全部当たり前
のことばっかりですね。
でも、今までこれを
してなかったんです。
だから規定数に
足りなかったり、
オーバーすることも
あったようです。
でもこうして、
事前にちゃんと
準備をしておけば、
うまくいくんだなと
改めて感じた。
ちなみに昨年と
比較すると…
販売数12%UP
経費9%削減
といった感じ。
もちろん、
どこのブースよりも
早く完売。
来年は販売数を増やしたほうが
いいかもしれない。
というのも完売後も
焼そばが欲しいという
お客さんが来られたからだ。
普段、これでいいと
思っていること、
いつものやり方、
無意識的にしている作業、
そんな中に
効率化できることはあります。
効率化することができれば、
焼きそばまでの
結果は出ないかもしれないが、
経費削減、売上アップに
繋がる可能性は十分にある。
繋がらなかったとしても、
時間削減ができれば、
それは大きなメリットだ。
ちょっとした工夫で
効率化はできます。
まずは日頃の業務や
施術を棚卸してみては
いかがでしょうか?
黒川
P.S
棚卸作業?
「業務や施術を棚卸」
という部分が分かりにくいかも
しれないので、
簡単に説明しておきますね。
例えば受付業務。
受付で行う全ての
業務フローを紙に書き出します。
施術も同様です。
患者さんをベッドに
お呼びするところから
施術が完了するまでのフローを
紙に書き出します。
これが棚卸作業です。
そうして書き出した
業務フローの全体を
見渡しながら、
効率化できるポイントを
探っていくのです。
参考まで。
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