From:黒川 純
@診察室より、、、
「位置について…用意…」
「パンッ!」
昨日は子供運動会。
大きくなった子供たちを
一目見ようと
かなり多くの父兄が
参加していた。
もちろん私も嫁と
一緒に見に行った。
私の子供たちが
通っている小学校は
岡山でもかなり
生徒数が多い。
全校生徒800~900人くらい。
だから、
全校生徒で行う競技は
どこにいるか
ほぼわからない。
最初のプログラムは、
全校生徒で音楽に合わせてストレッチ。
私は子供の姿を
必死に探していた。
すると私の右隣で
一眼レフを構えていた
お母さんらしき人が、
「うわっ、また違う子撮ってたわ…」
ま~仕方ない。
これだけいたら
そもそもどこに
いるかわからない。
でも、私の左隣りにいた
お母さんはすごかった。
そのお母さんを中心に
4,5人の塊になっていて、
「あ、〇〇ちゃんあそこにいるよ!」
「そこの前から5番目に〇〇ちゃんいるよ!」
「ほら、右から3列目の後ろから3番目に〇〇ちゃんいるよ!」
と、こんな感じで
そのお母さんをかこっている
4,5人のお母さんの子供たちを
どんどん探し当てていた。
「あ、ほんと!」
(この人すげ~な~…)
単純にすごいと思う。
なんでこのお母さんは
そんなにわかるのか?
そう思っていたら、
その塊にいた一人のお母さんが
私の思っていたことを
代弁してくれた。
「なんで、そんなに見つけれるの?」
私も聞き耳を立てていた。
「私、目がいいんよ!」
と笑いながら言っていた。
(え?それだけ?)
いや、それだけじゃないだろ。
と思いつつ、
もう少しそのお母さんの
話しを聞いていると、、、
どうやらそのお母さん、
整列している子供の列を
見事に分析していた。
そのお母さんの
話しをまとめるとこうなる。
全体的にパッと見ると
左側は伸長が低いからおそらく1年生。
で、右の列になるつれ
伸長が高くなっているから
一番右の列は6年生。
ってことは組も左からAから順に
なっているはず。
それから3年生は
他の学年より人数が
少ないからこの列。
だからうちの子は3年〇組だから
この列っていうのがわかる。
〇〇ちゃんは〇組でしょ?
だからこの列を探せば
すぐ見つかる。
と、こんな感じだ。
とてもロジカル。
ってか言われてみれば
別に普通の思考かもしれない。
特段、すごい能力が
あるわけでもないということ。
先生もこんな経験はないだろうか?
なんでそんなに
結果・効果が出るの?
実はそのロジックは
大したことじゃないことが多い。
言われてみると
当たり前のこと
だったりするもんだ。
あとは、
知っているかどうか。
「難しいこと」というのは
単に知らないだけ。
知ってしまえば、
決して難しいものではない。
大切なのは
その本質とロジック。
学ぶべきことはテクニックではなく
その「本質」であったり「ロジック」だ。
セミナーに参加しても
結果が出ないのは
学ぶポイントを
間違えているのかもしれませんよ。
黒川
P.S
しかし、
昨日は暑かった。
お陰で顔と両腕が
真っ赤になった。
今日はヒリヒリしている。
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