From:黒川 純
@診察室より、、、
昨日、
家族でラーメンを
食べに行った時のこと。
昨日は夕方から
ちょっと離れたところにある
大きな公園にてつ(愛犬)もつれて
遊びに行った。
芝生広場があって
そこで息子とキャッチボールをしたり
嫁は娘とバドミントンをしていた。
子供たちがいきなり
「今から鬼ごっこ!」
といって
てつと一緒に
逃げ回ったりもした。
18時半くらい
だったろうか。
まだ外は明るかったけど、
帰りがあまり遅くなると
しんどいと思って
帰ることにした。
いつもなら子供たちは
3時間くらい遊んでも
「まだ遊びたい!」
といって
なかなか帰れないのだが、
昨日はたった1時間半ほどしか
遊んでなかったけど、
「よし帰るか。」
というと
「はぁーい!」と
かなり素直だった。
おそらく暑かったのと、
すごく密に遊べたのが
よかったのかなと思う。
そう、
昨日の岡山は暑かった。
だからすごく汗をかいた。
「お腹すいたな~」
そう、僕が言うと嫁が
「もう、食べに行くか!」
といった。
すると子供たちが
「ラーメン!」
さすが僕の子供だ。
でも最近は子供たちの
食べたいものが一致せず、
どこかに食べに
行く時だけでなく、
嫁もご飯を作るのに
苦労していたらしい。
それが昨日は
ラーメンで一致した。
ということで帰り道にある老舗の
ラーメン屋に行くことにした。
老舗ラーメン店。
前にも何回か
来たことはある。
でもちょっと久しぶり。
1年くらいは来てないと思う。
ここのラーメンは、
いわゆる醤油ラーメンに
ごまが特徴的なスープ。
スープは濃厚で
チャーシューがかなりうまい。
お店につくと、、、
いつもならこの時間は
お客さんが多い。
でも昨日はパラパラ。
なんでだろうと
思いながらも
4人掛けの席に座った。
すぐに店員さんがきて、
「お決まりですか?」
(いま座ったばかりですが…)
ここの場合、
これはしょうがない。
ほとんどのお客さんが
食べるものが決まっているから。
そう、常連が多い。
私も基本決まっている。
「名物」という名の
ごまのラーメン。
嫁や子供たちは
普通の醤油ラーメンに決まって
店員さんを呼んだ。
正直、どっちもうまい。
久しぶりだから
ラーメンが来るまで
すごく待ち遠しかった。
「お待たせしました~!」
(お、きたきた!)
次々に運ばれて
最後に私の頼んだラーメンが
目の前に置かれた。
「いただきま~す!」
子供たちもよっぽど
お腹がすいていたんだろう。
かき込むように
ラーメンを食べ始めた。
私はスープから…
「!!!!!?」
「違う…」
娘が頼んだ普通のラーメンのスープも
すすってみると、、、
「やっぱり違う…」
カツオと生姜の味が
すごく濃く出ている。
正直、前の味のほうが
うまかった。
「なんで変えたんだろう…」
不思議に思った。
ラーメン屋さんに
限ったことではないですが、
こういったことって
たまにあります。
チェーン店では
少ないかもしれないが、
味を追求していく中で
微妙なだしの取り方や
煮込み時間などを
修正して微妙な味を調整している。
その結果、
徐々に味が変化していき
最終的に店主の納得する味が
これだったのだろう。
いや、もしくはまだ
うまくいってないのかもしれまない。
もしかしたら試行錯誤している
段階かもしれない。
でも、そんなことは
知ったこっちゃない。
その味が好きかどうかだし、
うまいかどうかである。
店主のことが
好きかどうかではない。
今まで美味しいと
思っていたその味。
そしてその味を求めて
そのお店に行く。
美味しいか
どうかは別として、
そもそもその味が
変わっている。
こんなことは
治療院でもある。
スタッフが変わった
施術方針が変わった
料金が変わった
メニューが変わった
内装が変わった
色々な変化がある。
その変化を患者さんは
どう受け止め、
どう感じているだろうか?
自分ではいい変化と
思っていても
患者さんからすると
納得のいかない変化があるかもしれない。
もちろん、
少数派の意見を
尊重するわけではない。
100人の患者さんのうち
1人からその変化を
反対されても無視するべきだ。
なぜなら、
その1人のために他の99人の意見を
無視することになるからだ。
この辺りは考える余地が
十分にありそうだ。
黒川
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