From:黒川 純
@診察室より、、、
先日、庭の芝刈りを
していたときのこと。
この日は、
テーピング習得講座。
自宅に帰ると嫁と娘が何かやら
庭でごそごそしていた。
「ただいま~」
「何してるん?」
そう聞くと、
娘が…
「草抜き~!」
(お~えらいえらい)
私も講座後、
ちょっと疲れていたけど
芝刈りをすることにした。
実はこの日、
朝早めに起きて
講座の前にちょっとだけ
芝刈りをしていた。
とはいえ、
まだ半分以上残っていたので
私は草抜きではなく
残りの芝刈りをすることにした。
でも…
芝刈りをするための
バリカンの刃の切れが悪く
全く刈れなかったので、
大きな枝切ばさみで
芝刈りをすることにした。
ジョキ!ジョキ!ジョキ!
なかなかの切れ味。
楽しくなって
どんどん刈っていた。
気づくと大量の
刈りカスが散らばっていた。
このまま続けると
最後の片づけがしんどいと思って
倉庫から熊手を
もって来ることにした。
熊手とは、
”レーキ”とも言われていて
細い鉄の棒が何本もある
落ち葉とかを集めるものだ。
先生も一度は使ったことが
あるのではないだろうか?
その熊手を使って
刈りカスを集めることに。
一旦、芝を刈るのを止めて
刈りカスを集めていると
娘が、、、
「パパ、それやらして!」
「え~よ~!」
(いや~ホント助かる)
「じゃ、パパが芝を切るからそれでここに集めてくれる」
そう言うと、
娘は楽しそうに
刈りカスを集めてくれていた。
ちなみにこのとき
私は熊手の使い方は
一切説明していない。
私がしていたのを少しみて
それをまねていた。
使い方と言っても
刈りカスを集めるだけなので
何も難しいことはない。
でも、、、
娘はなかなか刈りカスを
上手に集めれない。
しかも、
熊手をしてくれたところをよく見ると、
まだ刈りカスが残っている。
「まだ、残ってるよ~」
そう言うと、
「はぁーい!」
と言ってもう一度熊手で
そこをしてくれるのだけど、
まだ刈りカスは残ってる。
娘が楽しそうにしてくれているので
最初は見過ごしていた。
でもあまりにも刈りカスが
残っているのをみて、
なんでだろうと
不思議になって
娘の熊手の使い方を
みることに。
私は娘の熊手の
使い方をみて
刈りカスをちゃんと集めれない理由が
すぐにわかった。
熊手の正しい使い方というのは
よく知らないが、
同じところを
数回引っかきながら
すすんでいくと、
比較的ちゃんと芝の刈りカスを
集めることができる。
でも娘は、
熊手をさ~っと
引っ張っているだけだった。
これではなかなか
刈りカスを集めることはできない。
でも、少しは集まるので、
ちゃんとできたように思っていたのだろう。
私が…
「こうやってやったらもっと集まるよ!」
と教えると
「うゎ!ホンマじゃ!」
と娘も驚いていた。
そんなことは普段
よくあることだ。
先生もできているつもり…
なのかもしれませんよ。
もしかしたら、、、
もっと効率的にできることや
もっと効果的な方法があるかもしれません。
娘のように
ちょっとはできているので
気づいていないだけ
かもしれませんよ。
でも、これってなかなか自分で気づくことが
難しいんですよね。
だって自分で気づいていたら
すぐに修正できますもんね。
だからこういったことを
指摘してくれたり、
その具体的な解決策を
教えてくれたりする人が
いつも先生の行動や施術とかを
みてくれていればいいかもしれませんね。
でも、現実問題、
それは不可能…
ですよね。
だから私たちは自分で気づく能力を
付けるべきなんです。
まずは、
日頃の自分の行動や施術を
自分で監視してみてください。
そして、
もっと効率化できないだろうか?
もっと効果を出せないだろうか?
もっと…
そう考えてみてください。
黒川
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