恐怖体験と行動力の関係

 

From:黒川 純

@診察室より、、、

 

ずいぶん前の話しだけど、
子供と公園に遊びに行った時の話し。

 

公園といっても近所の公園で
滑り台とブランコ、あと鉄棒しかない。

 

この公園はよく愛犬の”てつ”とも
来るところだ。

 

家から歩いて3分くらいのところだから
ここにはよく来る。

 

その日は確か日曜日。

 

子供が退屈そうにしていたので
「公園でも行くか!」

といって、
いつもの公園に行くことにした。

 

公園に着くと
子供たちはすぐにブランコに走った。

 

単純な動きしかしないブランコに
私もよく乗っていた。

 

今でも子供たちの中では
おそらく人気NO.1だと思う。

 

子供が楽しそうに
乗っているのをみると、

つい私も乗りたくなった。

 

「な~ちょっとかわって~」

 

そう言うと、
「え~パパ乗るの~?」
「あとでな~!」

 

こうなると余計に
乗りたくなる…。

 

数分経って、

「な~、まだ~???」

と聞くと息子が…

 

「子供か?」

と子供に突っ込まれた。

 

「子供じゃ!」

と返すと、

「しょ~がね~な~!」

といって譲ってくれた。

 

久しぶりのブランコ。

 

ほんと揺れるだけという
単純に動きなのに
なぜか楽しくて

いつまででも
乗っていられる。

 

マジで単なる子供だ。

 

でも、とても懐かしく感じた。

 

小学校のころ私は
ブランコで靴飛ばしをよくしていた。

 

しかもクラスでも
かなり飛ばすほうで、

飛ばし方にも
色々と名前を付けていた。

 

(久しぶりにやってみよ!)

 

ブランコを懐かしんで
楽しんでいるうちに
靴飛ばしもしたくなってしまった。

 

でも、さすがに一人で
やるのは恥ずかしかったので、

息子を呼んで
「靴飛ばし知ってるか?」

と聞くと、息子は

「知らん!」

「パパが靴飛ばしっていうのを教えてあげるわ」

というと興味を持った息子と
娘も寄ってきた。

 

「じゃやるよ!」

 

そう言って私は
ブランコを思いっきりこいで
靴を飛ばした。

 

小学生のころの感覚は
どうやらしっかり覚えていたらしい。

 

かなり飛んだ。

 

子供たちも
「お~~~!」
「パパ、すげ~!」

そう興奮していた。

 

が、しかしだ。

 

昔とはちょっと違っていた。

 

確かに靴の飛ばし方の
感覚は完璧だった。

 

でも、飛ばす瞬間
自分がブランコから落ちそうになって
ちょっと怖かった…。

 

こんなことは小学生のころは
一度もなかった。

 

落ちそうになることは
なかったし、

落ちそうになっても
そもそも怖さを感じることはなった。

 

大人になるにつれ
「恐怖」というものを覚えたのだ。

 

この前もアスレチックに
家族といったとき、

高いところにある
つり橋のようなものを
渡ろうとしたとき足がすくんだ。

 

それがこれ。

 

田舎者の私はそんなことで
ビビるような子供ではなかった。

 

でも今は、、、
特に高いところでは超ビビりだ。

 

昔は大丈夫だったのに
今は全く無理。

 

そんなことは
よくある話しだ。

 

先生も一つや二つ
そんなことがあるのではないでしょうか?

 

これは恐怖という感覚を
様々な経験を通して
学習した結果覚える感覚。

 

危ないことをしようとすると
恐怖という感覚で
その行動を阻止するように
脳が活動するのだ。

 

このような場合は、
いいことではある。

 

しかし、この感覚は時に
邪魔なこともある。

 

というのも、
本当は必要な行動も
止めてしまうことがあるからだ。

 

さて、先生の行動を邪魔しているような
何か感覚はないでしょうか?

 

その感覚が先生の成長に
ブレーキをかけることもありますし、

様々な場面でマイナスに
働いてしまうこともあります。

 

ブレーキをかけている瞬間の感情は
先生の様々な経験からきているのかもしれません。

 

でもそのブレーキは本当に
正しいブレーキなのでしょうか?

これについては考える余地が
十分にありそうですよ。

 

黒川

 

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