From:黒川 純
診察室より、、、
テーピングは
決して難しいものではありません。
テーピングの特性を
理解していればですが…。
テーピングは
その種類によって、
用途や目的が
変わることがあります。
テーピングの種類によって、
・伸縮率
・伸縮強度
・耐久強度
・粘着力
・色
・撥水
・厚さ
など他にもあるかもしれませんが、
パッと思いつくだけでも
これだけの違いがあります。
でも、基本的なテーピングの
特性は変わりません。
その特性さえ、
理解しておけば
正直どんなテーピングでも
扱うことは可能です。
ただ、問題なのは
先生が目的としている結果を
実現できるテープ素材か
どうかということだけです。
とはいえ、先ほど言ったように
テーピングの基本特性さえ理解しておけば、
テーピングは簡単に効果を
出すことはできるのです。
その基本特性とは、
ズバリ伸縮方向です。
そう、こんなことは
先生もご存知かと思いますが、
これさえおさえとけば、
大体のことはできます。
具体的に言っておくと、
テーピングは縦には伸びますが、
横には伸びません。
この特性を理解して
テーピングを巻けばいいのです。
例えば手関節の掌屈制限を
かけたいときは、
手関節を横断するように
テープを貼れば、
掌屈しにくくなります。
ただ、手関節の場合は
皮膚のたわみや滑走も大きいため、
これだけでは制限できません。
そんな時は、非伸縮性のテープを
用いたりもしますよね。
でも、伸縮テープの特性を
しっかり理解して、
使いこなすことができれば、
この角度からブレーキがかかり、
最終的にこれ以上は曲がらない
そんなテーピングも
できるようになります。
伸縮テープは縦には伸びるが、
横には伸びない。
この基本特性は
絶対におさえておいてくださいね。
黒川
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