病態を把握するときに最も重要なこととは?

From:黒川 純

自宅より、、、

先日、整骨院での仕事を終え、
車で自宅に帰ってきた時のこと。

玄関のドアを開けた瞬間、

「パパ~ッ!いま氷作っとんよ~!」

と小1の息子がリビングから
何かをもって駆け出してきた。

「ただいま~!」

「お帰り‼」

どうやらチャレンジの
教材で氷を作る
実験をしているらしい。

息子は水の入った
試験管みたいな容器を片手に

「これで30分待ったら氷ができるんだよ」

「へ~! ・・・ ん???」

なんでそんなんで氷ができるんだ?

最近の教材はすごいな~。

そう思って、
息子にこう聞いてみた。

「でも氷って冷凍庫に入れないと
できないでしょ?」

すると息子が
「でもチャレンジに冷凍庫は
使わないって書いてあるもん!」

ますますわからない。

なんで氷ができるんだ?

「ちょっとチャレンジ見せてよ」

で、見てみると…

ホントだ!

冷凍庫は使わずに…って書いてある。

とはいえ、水を入れた試験管を
30分持っているだけで
なんで氷ができるんだろう?

先生はわかりますか?

私には全くわかりません。

そもそも化学は全くわからない。

でも、ちょっと興味がったので
チャレンジに書いてある
実験の説明をよく読んでみると、

「やっぱり!」

ちゃんと書いてある。

ーーーーーーーーーーー
コップに氷と塩を入れて
水を入れてかき混ぜる。

そこにその試験管を
入れて30分待つ。
ーーーーーーーーーーー

これならわかる。

ふと5分前のことを思い出した。

水を入れた試験管を
手に持った息子が

「パパ~ッ!いま氷作っとんよ~!」

作れるわけがない。

バカじゃな~と思いながら、
まだまだ幼い息子がとてもかわいい。

と、これだけで終わったら
単なる息子のバカ話。

さて、先生は気づいただろうか?

息子の失態を…。

「冷凍庫は使わない」

この一文に気を取られてしまい、
息子は説明文を最後まで読んでなかったのだ。

だから肝心なところが
抜けてしまっていたのだ。

先生も似たようなことは
ないでしょうか?

患者さんが症状を訴えた時、

「その症状ならこれかな?」

と先入観で検査や評価を
していないでしょうか?

このような状態で
検査や評価を進めると、

自分で疑った病態にするかのような
検査や評価になってしまいます。

しかも自分ではほとんど気づかずに。

これ、大問題ですよ。

これでは、隠れた病態や
他の病態を見逃してしまいます。

患者さんは何も知りません。

症状はあくまで症状。

その症状はいち症状なのである。

症状は参考程度。

まずは、患者さんの症状を参考に
あらゆる可能性を踏まえ、

まっさらの状態で
検査や評価をすることが重要なのです。

今度は気を取り直して
チャレンジをちゃんと見ながら

氷づくりの実験を
再開した息子でした。

黒川

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